Bertrand COURTOIS(ベルトラン・クルトワ)
パリ第5大学(ルネ・デカルト大学)にて法律を履修後、弁護士職適格証明(C.A.P.A.、フランスにおける弁護士資格)を取得。ロンドンとパリの法律事務所(クリフォードチャンス、Clyde&Co、Lassez & Associés)にて、海事法、運送法並びに保険法、国際私法の分野において、経験を積みました。
まず、ロンドンでの弁護士実務経験を積み、ロンドンの高等法院において、「鑑定証人」として複数回出廷しました。大手保険会社、P&I Club、船主、法律事務所など、イギリス、アメリカ、日本のクライアントを中心とする世界中の重要クライアントをサポートし、関係を築きました。
イギリスの法律事務所Clyde & Coにてパートナーとして10年間勤めた後、 2002年初め、Bertrand COURTOISは、自身の法律事務所を開設し、クライアントに質の高いリーガル・サービス、迅速かつ的確で、一人ひとりのご要望に応じた高度なサービスを提供することを理念としました。
Bertrand COURTOISは、フランス海法会(AFDM)、運送事業関係者会、国際法曹協会(IBA)の会員です。さらには、国内外の大手保険会社や、業務内容、規模の異なる様々な運送業者にリーガルサービスを提供しています。
パリ弁護士会の会員として、Bertrand COURTOISはフランス国内のすべての裁判所での法廷活動や仲裁、特に、パリ海事仲裁会議所(CAMP)、パリ国際仲裁会議所(CAIP)、ICC国際仲裁裁判所において仲裁手続を取り扱っています。
最近では、イタリア豪華客船「コスタ・コンコルディア」の惨事で数百人に及ぶフランス人被害者の利益を守るために弁護活動を行ったことで、有名になりました。
これは、2012年1月13日に、ジリオ島沖で起きた、近年の海難史上最も大きな災害の一つです。